2013年7月11日木曜日

やりたい仕事ってなんなのさ。

機械系の学校に居てなんとなくエンジニアになるんだろうなって思っていた時期。
入りたい会社も無く、進学するのか就職するのか迷っていたというか、どっちでも良かった時期。

それでもさ、面白いものでちょっとした偶然が重なり今の会社に入れてもらえて、入って数年はなんとなく与えられた仕事なんてものをこなして、それなりに評価されるようになっていたんだけれど、それでもなんとも言えない違和感があったんですよね。そう、俺エンジニアに向いてない。

その後、これもまた偶然が重なりちょっと違う職種に異動したら、「あれ?こっちの方が居心地がいいぞ」ってなもんですよ。人と会話をする、部署間の調整をとる、上役と一般社員との橋渡しをする。そんな仕事がたまらなく向いていた。

さらに数年経って、もっと人と接する仕事に迎え入れてもらえて、その仕事が人前で話す。交渉をする。相談に乗る。人を見抜く。とエンジニアとは全く違う仕事についてる今の自分なんですよね。

いろんな偶然が重なって自分の適正にあった仕事をさせてもらっているわけだけれど、単純に運が良かっただけなのかと思うこともしばしば。

それでも、運良く拾ってもらうためにもその時その時の仕事を一生懸命こなしていったから拾ってもらえるんだなぁと実感。「あいつは運だけがいい。」「なんであいつがそのポジションに。」なんて事を結構周りから聞く(というか漏れ伝わる)こともあるんだけれど、運も実力のうちなんて言葉じゃなくて、拾ってもらえる場所にいないと行動していないと拾い上げられないわけなんですよね。宝くじが当たるのは運がいいからだけれど、買わないと当たらないのと一緒。

何の話をしているか支離滅裂になってるな。

入社してから大きな転機は2回あったけれど、そのうちの一回は自分からアクションを起こしていたから。それは、悔しいけれど自分にはエンジニアの才能が無くて、改善なんてのもぶっ飛んだアイディアがでなくて、それでも活躍している人、尊敬する人、そしてこの会社を守りたいって思って出た答えが今の仕事に進む道。そして拾ってもらえた。

今の業務が合っているかどうかまだまだ駆け出しだからわからないけれど、自分なりに悩んだ末に出した答えだから15点だとしても正しいよね。


俺は多分グローバルな今の時代では珍しいのかもしれないけれど、今の会社が好きで、今の会社に貢献したいと思ってる。
自分のレベルアップや収入アップのためにいろんな会社を渡り歩いて、事業を起こしたり、海外で就職したいって思っている人も多いと思うけれど、そういう人の半分以上は単なる逃げ口上で言っているだけなのも知っている。「今の仕事のままじゃ俺はだめになる」「俺の実力のこんな仕事では半分も出せない。」「いろんなセミナーに出て実力と人脈を作ってる。」クソ食らえだ。自分の根っこも無いくせに偉そうなこと言うな。

会社の中でいろんな回り道をしているけれど、その時のことが無駄だったなんて一度も考えたことが無い。出来ない人の理屈と、出来る人の理屈どちらも学べた。その経験が今の自分でもあるわけだ。

俺は地に足をつけた人になりたい。今の会社の裏方に徹して素晴らしい実力を持った人たちが全力で仕事に打ち込める環境を作ってあげたい。

自分が主役になれないってわかっているからこそ、主役を活かしてあげられる存在になりたい。


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