2014年1月18日土曜日

若者に読んでもらいたい漫画がある

皆さんは漫画好きですか?
僕の子どもの頃は、ちょうど少年ジャンプの全盛期で、ドラゴンボール・スラムダンク・幽遊白書その他が同じ雑誌に載っているという当時の子どもたちは狂喜乱舞して毎週ジャンプを買いあさったものだ。
当時は、月曜発売のジャンプが前週の土曜日に売っている店なんかもあったりして、そんな店を知っている奴はクラスでヒーローになれた。そんな時代。

今の子どもたちも同じなのかな。それとも早売りの店がなくなったのかな。

そんな哀愁はさておいて、今日は若者が社会人になる前に読んで欲しいお金に関わる2作品を紹介。

一つ目「ナニワ金融道」
中居正広主演でドラマ化された事もある言わずと知れた大阪マチ金のお話。主人公灰原達之が帝国金融に就職するところから物語は始まるのだが、債務者にどうやって返済してもらうのか。はたまた返済してもらわないほうが利益が上がるのか。いろんな思いが交錯するなか大阪一のマチ金を目指す灰原の出した結論とは・・・

絵は味があって好き嫌いがわかれるけれど、お金の怖さと知識を学べる一冊。
例えば「連帯保証人」「手形の裏書」「占有」「地上げの仕組み」「先物取引」などなど・・・・・
簡単に人にだまされない知識を得るきっかけとしてぜひ読んで欲しい。

二つ目「闇金ウシジマくん」 
1月からドラマの第二シーズンが始まった。山田孝之がはまり役。
そんな原作はドラマや映画では表現出来ないような、人間の汚く醜いドロドロした部分だけを抽出してさらに濃縮したような闇金からお金を借りた人と、その人たちを食い物にしようとする人たちの話。読んでいて最悪の後味。絵柄もまさにそんな感じ。

この作者はダメ人間を書かせたら最高。30代フリーターの根拠の無い自信や、パチンコ中毒になっている主婦が援助交際をしている日常とか。気持ち悪くて目が離せない。
反面教師にするためにも是非読んで欲しい。


  

どっちの漫画もとてもとっても売れてるからいまさら紹介かよ!って思われるかもしれないけれど、面白いんだからしょうがない。

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