2012年1月2日月曜日

初詣に行ってきたよ

毎年恒例の初詣に今日行ってきたよ。
年が明けて2日目だというのに、総社神社は人が少ない。今年は人が動いていない正月なのかと勘違いするのだが、直前に行ったイオンは凄い混みようで、単純に元旦が暖かかったのと行った時間が遅かったという事にしておこう。



 受け付けで祈祷の申し込み(厄除け、方位除け・・・)をして控え室にて待機。













待機中に引いたおみくじは「吉」。正月のおみくじには凶が入っていないとよく聴くので吉は結構よろしくない。まぁ、あんまり気にしないけれど。















しかし、こういう人がたくさん来る初詣ってあまり好きになれないんです。子どものころから親に連れられていった伊勢神宮も初詣は好きになれなかった。何でだろうと改めて考えてみると、がちゃがちゃしていてありがたみも何も無い。人が少ない真夏の伊勢神宮に一人で行ったこともあるが、厳かな空気が張り詰めていて、程よい緊張感のもと心をリフレッシュ出来たものだ。


ここでふと思ったんですが、神様って何でしょうかね?私自身は神の存在なんて信じていないし、いわゆる霊的なものもまったくもって信じていない。でも、伊勢神宮の張り詰めた空気は大好きだ。宗教って神様に救われるためのものでは無く、自分自身と向き合うための手段なんじゃないかな。これってキリストでもユダヤでもイスラムでもなく、仏教なんだろうか。ブッダの教えが一番近い。あるがままを受け入れて、自分自身の内面を磨く。たったそれだけ。そこには霊的なものもないし、厄除けや方位除けといったシステムも無い。こういう感覚を妻や家族に言っても中々受け入れてくれない。

厄除けと方位除けについては、添付した対象年齢表を見てほしい。
どちらもあわせると3年に2回は「運気の良くない年」なのである。ほとんど毎年良くない年って言うことはそれが普通の状態ってことだと思う。っていうと、変わっていていると言われるけれど、あんまり毎年言われ続けると脅しにしか聞こえない。ニーチェの有名な言葉に「神は死んだ」とあるがまさにそのとおりだと思う。


【おまけ】
まぁ、今日この方位除けについて祈祷してもらったんだけどね。。一人分の料金が5千円。一緒に11人ぐらいいたから55000円。20分ぐらいの内容+絵馬、お神酒、破魔矢のセットつき。果たしてこれって原価率どれくらいだろうか。

人件費
・神主・・・1000円、巫女400円 ⇒ 140円/人
・絵馬など・・・高く見積もっても300円
・光熱費、償却費・・・10円
あ、原価率10%程度だ。

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