2012年4月2日月曜日

日本が世界で勝負するには何が必要?

たまにはちょっとだけ真面目なことを。

海外で日本メーカーがものを売るためには、何をすればよいのか?
これまで、日本メーカーは「安価」×「高品質」×「高性能」での世界を席巻してきた。

でも、ウォークマンはipodに敗れ、液晶技術はサムスンに取って代わられ、頼みの綱である自動車産業ももはや風前の灯になっている。特に自動車はドル箱である北米ではヒュンダイにシェアを少しづつ奪われているのが現状。GDPでも中国に抜かれ、追いつくのは非常に困難な状況。

この状況で日本が世界と勝負するためには、何がキーポイントとなるのか?そのひとつには「老人」が上げられるのではないかと思っている。今、日本が世界に先行しているのが高齢化社会。実はこれ日本だけの問題ではなく、韓国・中国といったアジアでも高齢化の波が少しづつ押し寄せているらしい。事実中国でも2015年を境に労働人口(15歳~65歳)が減少するとのこと。ここに活路はないのだろうか?介護サービス・バリアフリー住宅・介護保険・福祉車両・老人ホーム・医療機器・宅配サービス・・・今日本で当たり前に行われている事や物をアジア流にアレンジできれば、made in Japanの商品を売り込み出来ればかつてのような日本の国力を少しでも回復できるのではないだろうか。

そういや、自分が学生のころの教科書に「万元戸」「ひとりっこ政策」ってあったけれど、今の学生はもう習っていないんだろうな。特に万元戸の項の写真のキャプションは「万元戸と呼ばれる所得層が出てきて、日本製のテレビを持っていることがステータス」なんて書いてあって、日本てすげー!って素直に思っていた記憶がよみがえったよ。1万元って15万円くらい?だっけ。たった十数年でこんな状況になっているなんて思ってなかったよ。

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